芸術家が公募展に応募しない残念な理由3つ【結局行動力】

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芸術家として生きていく上で、公募展等に応募することは、結果に関わらず有益な手段です。

しかし、周りを見渡してみると、表現活動をしてる人の数に対し、応募する人の数は決して多くない印象があります。

 

今回の記事では、私が思う『芸術家が公募展に応募しない残念な理由3つ』を書きます。特に3つ目が1番大きな理由だと考えており、芸術家として生きていく上で致命傷となりえるので、是非最後まで読んでみてください。

 

 

① そもそも情報収集をしない

 

有益な情報を知らないまま終わるパターンです。

これは公募展に限った話ではなく、例えば、芸術家向けの補助金や助成金の案内なども、自分から調べようとしない限りなかなか情報は入ってきません。

インターネットが普及し、世の中の変化するスピードがどんどん早くなる中、自分で情報を得て、どれが必要か取捨選択していくことは、個人事業主にとって必須のスキルになりますし、もちろん芸術家にとってもです。

応募できそうな案件がないか、常にアンテナを張ってチャンスを逃さないように気をつつ、制作を続けるスタンスでいることが大切です。

ちなみに、公募展の情報を載せているサイトは色々ありますが、登竜門が使いやすいかなと思いますので、是非参考にしてみてください。

日本最大級のコンテスト情報サイト「登竜門」
コンテスト、公募、コンペ情報を集約。文芸、アート、絵画、イラスト、ロゴ、建築、フォトコン、デザインコンテスト等を平日毎日更新、年間2,000件紹介。

 

 

② 時間が作れない

 

公募展に応募するという行為は、結構時間がかかります。

募集要項をチェックした時点では「あ!いいじゃん!応募してみようかな!」と思っても、日々忙しいスケジュールで動いてると、公募展応募の優先順位がみるみる下がっていき、最終的には「今回は辞めておこう」となりがち。

良い感じの公募展を見つけたら、予めスケジュールに組み込んで行動に移していくことが大切です。余裕を持って応募する意識を持っておかないと、特に会社で働いてる人は目の前の仕事に追われてしまい、必須事項ではない「公募展応募」を後回しにしてしまいます。

私の場合、最低でも1週間前には全ての作業が完了するスケジュールを組んで、トラブルが起きても対応できる期間を設けてます。

作品作りは勿論のこと、申請書類の作成して、それを必要な形式に変換して、専用サイトでアップロードして、作品を梱包して発送して、、、と、なんだかんだ時間がかかるのが公募展です。早めに動くにこしたことはありません。

作品の梱包状態って結構見られてる!公募展は特に気をつけよう!

早めの応募 → 公募の記事書く→ 閲覧数増える

 

 

③ 自信がない

 

そして、1番多い理由がこれだと思います。

応募した作品が評価されない、という現実を見たくないあまり、色々言い訳して応募しないパターン。

自分の手で生み出した作品が、見向きもされない辛さは、私もよく分かってるつもりです。

高校の美術部、予備校の講評、美大の講評、公募展の結果、合同展示会での集客力など、表現者が集まるスペースの、ほぼ全てで悔しい思いを沢山経験してきました。

でも、それって至極当たり前のことなんです。

いつもいつも、傑作が作れたら苦労しません。一部の天才はそうなのかもしれませんが、殆どの人は、沢山の失敗作を経て、たまに素晴らしいものを産み出すことで精一杯です。

良いものが作れたら、時間ができたら応募しよう、と思っている限り、いつまでも応募しませんし成長しません。作品を表に出す機会が無いと、改善点を見つけられないからです。

最悪なのが、応募さえしていれば賞は取れていたかもしれない、と謎の過信すら生まれてしまうことです。そうなると、より一層評価されない現実に耐えられず、時を重ねれば重ねるほど、プライドが邪魔して応募しなくなります。

公募展に応募して、思い描いていた結果が得られないことは、もはや日常茶飯事レベルくらいに思って良いんじゃないでしょうか。だいたいの人は、そんな悔しい思いを経験しながら、前に進んでいきます。そして、それは応募した人しか得られない有益な経験ですし、そこから成長していけます。

言い訳せずに、応募しましょう。

 

 

 

以上、芸術家が公募展に応募しない残念な理由3つでした。

そして、3つ全てに言えることが、結局は行動することが大事なんだということです。

公募展に応募するって、意外と行動力が必要ですよね。大事なことだと分かってはいても、必ずやらなければいけない事でもないし、傷つくことも多いにありえるので、しっかり時間を作って、やりきる意思を持たないと、どんどん先延ばしになります。

しかし、それでは悔しい結果も嬉しい結果も、そこから生まれるチャンスも掴むことができません。

 

冒頭でも書いたとおり、芸術家として生きていく上で、公募展等に応募することは有効的な手段です。

是非勇気を持って、応募してみてください。

 

公募展に応募しよう!

 

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