芸術家志望の方は、やっぱりまず東京へ行こう【その後に移住でOK!】

思想
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今年、諸事情で東京から京都に引っ越しました。

引っ越してみて思うのは、芸術家として活動していく上で、はやり東京が便利だよなぁってことです。

この記事では、芸術家志望の方が、まずはやっぱり東京で活動した方が良いと思う理由を書きます。

 

東京は感度の高い人が多い

 

表現する人も、それを売る人も、そして観る人も、感度の高い人が圧倒的に多いのが東京です。

日本はアートの分野が弱いといっても、やはり東京だけは少し様相が違います。しっかりアートの市場があり、それを運用するシステムが確立しています。作家が成長する仕組みが少なからずあるのです。

私は、東京で創作活動をしたあと、今は関西や札幌などでも活動の範囲を広げていますが、ギャラリーの方とお話していても感じるのが、純粋なアート作品は、東京と東京以外で買う人の母数が違いすぎるなと。そしてそれに比例して、表現者の母数も変わります。

地方に行けば行くほど、知名度がない作家の作品は売りにくいです。売れないのに作り続けることは、そこから収入を得ようとする限り、かなりタフでなければ続きません。(収入源が別のところでしっかりある方は時と場合による。)

 

 

ギャラリー同士の競争が激しい

 

そして、言わずもがな東京はギャラリーや箱の数が多いので、売る側の競争も激しいです。だだ箱を貸すだけではなく、オリジナリティーやブランド力を構築しており、そのような場所には良い作家が集まるので、相乗効果で認知度も高く、集客力も違います。

 

 

公募展や合同展示会が多い

 

これはどうしても東京に集まっちゃいますよね。

作家として活動する上で、やはりこのような展示会に出品することは有効的な手段です。

もちろん東京以外から応募することもできますが、東京から参加するよりも、費用や労力面で圧倒的にハードになってしまいます。

作品の搬入搬出料もはんぱないです、、、。

 

 

 

他にも芸術家志望の方がまず東京へ行った方が良いと思う理由は色々あるのですが、しかし、別にずっと東京にいるべきと言っている訳ではありません。

もちろん東京は便利ですが、ある程度作家としての知名度が上がってたり、SNSのフォロワーが増えていれば、地方に移住するパターンも大いににありだと思います。実際そういう方は多いです。

自身の影響力が強くなっていれば、今や地方にいてもネット上で作品を売ることができますし、展示会に呼ばれた時など、必要な時だけ都市部へ行けばよいので。

東京は生活費も高いし、合う合わないもあるしね。

とはいえ、芸術家志望の方は、まずはやっぱり東京がお勧めです。チャンスを得られる確立が高いです。移住するならその後でも良いんじゃないかな。

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