海外エキスポ・アートフェアへの勧誘

展示と公募
展示と公募

最近、日本で活動するアーティストのための海外エキスポへのお誘いが増えてきました。公募展やインスタなどから作品を発見してくださり、ご連絡いただくパターンが多い模様。

作品輸送や関税関連、設営搬出を全てやってくれるパッケージ商品のようなものから、自身も現地へ赴いて接客するものなど、海外アートエキスポと言っても様々な参加の仕方があります。個人的にも海外進出には力を入れているので、大変嬉しいお誘いもあるのですが、中にはちょっと怪しい感じのご案内も。

日本の経済の先行きを鑑みると、これからは海外に出て行くことは確実に選択肢の一つに入ってきますよね。そんな中、海外エキスポへのお誘いを頂けたら、ついつい夢見がちになってしまいますけれど、実際に申し込む前にしっかりとした下調べはマスト。自分のリソース(お金、労力、時間)を守るために、落ち着いて詳細を把握しましょう。

・その展示会、なんか凄そうな紹介文だけど、作品は本当に売れているのか。

・過去に参加した人の具体的な展示実績はどのような感じか。『良い経験になりました』だけで終わってないか。

・その申請費用は妥当か。追加費用の可能性は?

・サポート会社の評判やSNSのフォロー&フォロワーバランス。

・そもそも、その海外エキスポって仲介業者が必要なのか否か。個人で出展した方がメリット大きかったりして、etc…

最近ご連絡を頂いた仲介業者のネット上の評判をまとめてみます。

 

株式会社クオリアート

DISCOVER THE ONE JAPANESE ART などを主催する会社で、調べてみたところ過去の展覧会実績はしっかりしている印象です。日本で既に名が売れているような方の出展歴はあまり見かけず、駆け出し層への勧誘が多い模様。突然営業の電話がかかってきて作品をベタ褒めされます。後に展覧会の詳細がメールにて送られてきます。

自身がお誘いいただいたのは、11回目となりパリでの展覧会。galerie JOSEPH minimes(ギャラリー・ジョゼフ・ミニム)での展示で、10号以内の作品1点の出品にかかる費用は、会場費、人件費、作品の輸送費、輸送保険、展示保険等込み込みで14万円です。これを高いと思うか安いと思うかはその人次第ですね。個人的には、観覧者からではなく作家からお金を取って、展覧会実施費用をペイするケースは、主催者にリスクが無く販売見込みも下がるため、作家が一方的なリスクを背負うイメージです。参加者のクラファンでの資金集めが沢山出ています。

https://note.com/hara_yasuhiro/n/n21ae9e255ef3

https://okwave.jp/qa/q8565602.html




一般社団法人ジャパンプロモーション


海外エキスポへの勧誘メールが送られてきます。こちらも文面で作品を沢山褒めてくださり、もっと活動のことを知りたいのでお電話できる日時をお知らせください、その後詳細なメールをお送りします、うんぬん。こちらの法人に関するネットでの評判はネガティブなものが多いです。作品もほとんど売れない模様。よくよく調べて検討した方が良いかもしれません。

出展され多額のお金を無駄にしてしまった方の評価
https://komeda.shop/review/2019/09/japanpromotion.php

法人を退社された方からの評判も悪いです。
https://jobtalk.jp/companies/8482263/answers/3705837

実際に出展された方のこちらのレポートも参考になります。
https://otanchin.com/entry/2018-11-25-143427/

シェアする
アーティストライフハック