黒い服ばかり着てる【私服のプチ制服化】

思想と生活
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私の友人に、毎日同じ服を着ている人がいます。美大の後輩だった彼女は、上は白いシャツ、下は黒いスキニー、そして、黒のスニーカーとリュックがデフォルトです。

ミニマリストがネットに取り上げられるようになって、私服を制服化するような記事も見かけるようになりましたね。

私服を制服化するメリットを知り興味を抱きつつも、流石に毎日同じ服を着るのは恥ずかしいしいなあと感じる反面、その友達が私服の制服化を実際に行動にうつしている様子を見て、かっこいいなとも思ってました。それがだいたい1年前くらいの話です。

 

そんな私に転機が訪れました。今年の7月に大きめの個展を開催することになり、どんな服を着れば、より作品と展示空間を引き立てられるか考える機会があったのです。

アーティストっぽい服って何だろう。

世の芸術家は奇抜な格好を好む方も多いですが、出来るだけシンプルな装いをして作品の前に立てば、逆に作家っぽさが引き立つのではないだろうか。

そんな思いもあり、全身黒で固めることにしました。

それが思いの外心地よくて、引き続き日常生活でも黒ばかり着るようになって今に至ります。なんだか黒を着てることが落ち着くんです。

 

最初は、黒い服の中にもこだわりがありました。

黒は黒でも、素材感を大切にしようと思い、布のテクスチャーにこだわってみたり、ダークグレーを合わせて微妙なグラデーションを作ってみたり。特別感のある黒い服を探して、服屋をめぐっていました。

それが、だんだんシンプルであればシンプルである方が良い、という感覚になってきています。どこにでも手に入るような、何の変哲もない真っ黒のトップスに、同じく何の変哲もない真っ黒のパンツ。代表格が無印ですね。

シンプルにまとめあげるのも、中々難しいし、逆に勇気がいるのかもなと感じる今日この頃です。全身無印の黒だと、着る人自身のスタイルや清潔感、イメージが問われます。今まで着ていた黒以外の服は思い切って全部メルカリに出しました。

 

黒い服ばかり着て私服をプチ制服化する生活になり半年弱経ちますが、ほんの1年前までは少し恥ずかしいなと思っていたのに、今ではすっかり全身黒でいることが落ち着くようになりました。着る服で気分やテンションが左右されず、別のタスクに集中できるのも良いです。

別にこのスタイルにずっと執着するつもりは無く、今はこれが腑に落ちている感じですかね。この先また色んな服を着たくなることもあるかもしれません。

ただ、1年前までは友達の行動力を少し羨ましいと思う部分もあったので、自分もあっさり変えることができたという事実が、なんだか嬉しいです。やってみたら、意外とライフスタイルって簡単に変えることが出来るんだ、と実感できたのが良かったです。実際に行動してみないと分からないことって多いですね。

 

 

 

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