アートコンペって色々ありますよね
有名な企業がスポンサーについてたり、ギャラリーが個人で主宰してたり
分野自体も、デザイン、絵画、工芸、プロダクト、etc…と多義にわたります
これを読んでる方には、コンペってなんか怖い、コンペに時間使うくらいなら制作したいって思ってるアーティストもいるのでは?
もしかしたらそれ、ちょっと勿体無いかもしれません
この記事では、アートコンペに応募するメリットをまとめてみました
経歴がつく
あたりまえですが、コンペで受賞、または入賞すると、それを経歴に追加できます
そうすると、それまでの作品にも、そこからまた新しく作る作品にも箔がつきます
平行して、ギャラリーでの個展の申し込みや、他のコンペの応募でも、書類選考で落とされる可能性が低くなっていきます
作品で勝負!といきたいとこですが、有利な状態からスタートできるよう、しっかり経歴を重ねていくことは、とても大切です
書類で落とされてしまったら、肝心の作品を見てもらうことすら叶わなくなります
展示機会が増える
これも大事ですよね
作品を作ったら、見せてなんぼ
見せないことには、改善点も評価もなかなか得られません
コンペで入賞すると、ほとんどの場合、作品を展示する機会が得られます
作家数も多いので、それにともない来場者数も多いですよ!
作品を冷静に見ることができる
コンペで展示する機会を得られた場合、様々なアーティストの作品の隣に、自分の作品が並びます
展示してみて、あれ?って思うこともあるでしょう
なんか自分の作品、弱くない、、、?とか
もしあなたが美大生で、大学の講評等で作品を展示しているとします
はっきり言わせてください!
美大の展示と、コンペの展示は全くの別物です!!
それぞれの作品の個の立ち方が全然違います!
コンペでの展示は、気づかされるコトが多いので、とても勉強になります
応募書類が後々役立つ
コンペに応募する場合、ただ作品だけを提出すれば良いのではなく、プロフィールや過去の作品、制作のスタンスや展示方法の提示など、とにかく用意する書類が多いです
ただでさえ作品作りやその他諸々で時間がないのに、コンペの応募は時間が取られ過ぎる!って思ってる方もいらっしゃるのでは?
しかし!
コンペのために用意した書類は、必ずその後、役に立つ時がきます!
普段、なかなか自身のことや作品のことを、人様に分かりやすいよう文章に起こすことって無いです
文章を書くこと自体、苦手意識を持ってるアーティストも多いかと思います
しかし、応募するからには、必ずまとめ上げなければいけません
賞がかかってるので本気です
そうやって出来上がる文章は、その後のアーティスト人生の随所で、必ず使えます
応募するたびに文章自体も磨かれて、その後のコンペでも応用できますしね!
頭の中を整理できてるので、急に作品を説明して!とか言われても対応しやすいです
コンペに応募するメリット
経歴が経歴を生む
作品を展示する機会が増える
自分の作品を冷静に分析しやすい
応募書類はその後も役立つ
わたし自身、学生の頃は目の前の作品を仕上げることに精一杯で、あまりコンペ等に応募してませんでした
納得のいく作品を作ることはできましたが、今はちょっと後悔してますね
やはり、学生の頃からちゃんと応募して、多方面からアドバイス(又は酷評)を受けてると、卒業してからも活躍の場を広げてるなと感じてます
コンペ情報は以下のサイトで得られますよ!
出品料などもありますから、賞に見合うか等内容を確認して、どんどん応募しましょう!
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