今回は、既に突入しているAIの時代に、芸術家にとって不必要になるかもしれないことを色々と考えてみました
あくまでも、個人的な見解に基づく妄想です
モノを作ること
そんなバカな!と思われるかもしれませんが、近い将来、モノ作らない芸術家が出てくると思います
全てをバーチャルの世界で完結することが可能になるからです
つまり、現実世界に現物を作らなくなり、その代わり、オンライン上に制作して保存しておくのです
VRがスタンダードになれば、バーチャル世界に自身が入って、そこで絵を描くことができます
もちろん、平面だけではなく、立体表現も可能です
鑑賞する人も、バーチャルに入ります
するとどうなるでしょう
まず、芸術家はランニングコストがかなり減りそうですね
バーチャルに入る環境さえ整えれば、アトリエ代もいらない、作品ごとに画材を揃える必要も無い、展示会場代も搬入搬出費用もかかりません
バーチャル環境さえも、シェアエコノミーで賄えます
どこからでもアクセスできるので、場所も選びませんし、服が絵具で汚れるなんて心配もいりません
制作過程を自動記録しておけば、そのままポートフォリオに活用できます
鑑賞者にとってはどうでしょう
まず、いつでも、どこからでも好きな作品にアクセスできますね
国立美術館などは都心に集中してますが、そこらへんの格差も低くなります
アクセスしやすいので、作家と鑑賞者が直接お話することも以前より容易になります
自分の脳で作る
AIの情報を、自分の作品に反映できたらどうなるでしょう
過去の芸術家の情報が網羅されたAIに、自身の独創的な要素も入れ込むのです
たとえば、レオナルド・ダヴィンチの思考回路や表現技法情報をインプットされたAIに、自身の問題提起も与えて、それを代わりに絵画などに表現してもらうのです
そんなことができれば、面白いと思いませんか?
そんな妄想をする日々ですが、ついでに必要になりそうなこともちょっと挙げてみます
時代を示す表現
AIが本格的にわたしたちの日常に入って来た時、生活環境は劇的に変化すると思われます
新しい思想や、スタンダードが出来上がる中、自身の生き方そのものを考え直したりする直面に出会う機会も多いでしょう
起こりうる内面の変化、新しいモノへの感情の推移を表現することは、この時代に生きているからこそ出来ることです
オリジナリティ
AIうんぬん以前に、芸術家には必要な要素ですが、これが一層顕著に必要とされる時代になります
ほとんどのモノがAIによって生産できるようになれば、わたしたちは隙間を狙っていくことになりますが、中でも人の感情に訴えかける独創性が強い作品は、これからの時代も強い存在になります
AIに関してですが、中田さんの動画がとってもワクワクする内容でした!是非ご参照くださいね!
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