什器って悩みますよね。
展示会ではあくまでも作品がメインですが、作品が活きるかどうかは什器次第です。
問題は、什器にかかるお金と、その什器を展示会場に送る郵送料、そして展示会終了後にその什器をどうするのか、ですね。
美大生だった頃は、お金が無いので什器ってこんなにかかるんだ、と思うことはありましたが、作品に合わせてその場で作り、その場で解体できたので、今振り返ると楽でした。
しかし、遠方で展示会を開催するようになった今、什器もサステナブルが良いよなと思いはじめてます。
郵送時は、ゆうパックで送れる最大170サイズ内にはまとめたいけど、作品によってはもっと大きな什器が必要になるし、毎回そんな大きな什器を何度も郵送していたら、郵送費で破産してしまいそうです。
わたしは什器を選ぶ or 制作する場合『組み立て式』『繰り返し使える』『応用が効く』を重要視しています。
『組み立て式』にすることで郵送時はコンパクトに収めて、『繰り返し使える』ことで経費を削減し什器について悩む時間も減らし、『応用が効く』ことで作品によって形態を変えられるような什器。
そんなんあるの?って感じですよね。
最近、自身が実際に展示用に購入した什器をご紹介します。
おそらく、皆さんが想像する什器とは違うかもしれませんが、結構便利に使えるので良ければ参考にしてみてください。
アイリスオーヤマ すのこ 2枚セット 1560円
え?って感じですよね。笑
でもコレ結構使えます。
わたしの場合、置き作品に少し高さを出したい場合などに使ってます。
必要な面積分繋げて、その上に白い板を置いたり、すのこ自体にロール紙などを巻けば、空間がそれっぽく。
作品に大きさを変えれて、繰り返し使えて、郵送時はコンパクトにまとめられるので便利です。
Emart 背景スタンド 5580円
本来は、写真撮影などをする際に、ロール紙を垂らして背景を作るスタンドです。
わたしも展示会場で背景を作る場合や、吊りたいものがあるけど突っ張り棒が使えない空間だったりする時に使用してます。
空間によって大きさを変えられますし、もちろん郵送時はコンパクトにまとめられます。
Emartよりも有名なブランドがあり、そちらの方が作りがしっかりしているようですが、常に出しっぱなしという使い方でもなければ、これで充分かな。
MAXの大きさで組み立てる場合は、サンドバックを置いた方が安心ですね。
普通に作品を撮影する時にも使えますし、会場で動画を流したい時にプロジェクター代わりとしても使えるので、何かと便利です。
美大卒の方なら、什器といえば作品に合わせて木材で台を作り、ペンキで白く塗って〜と思い浮かべると思いますが、確かにあれはかっこいいんですけど、環境にもお財布にも、あんまり優しくないよなと。
什器についての考察はまだまだ続くと思うので、また何か良い方法を見つけたらシェアさせて頂きます!
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