アウトソーシング3か条

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芸術家活動が軌道に乗ってくると共に、やらねばならぬ仕事も増える今日この頃。基本的には個人で活動していて、活動する上で必要なことは、なるべく自分で出来るようになりたいスタンスですが、諸所アウトソーシングする機会も増えました。いくら様々な事が簡単に出来るようになった時代とは言え、1人でやっていては時間が足りません。

そこで今回は、アウトソーシングする際の私的条件を3つご紹介します。


①勉強時間&労力&その後の展開を考える

専門知識や技術が必要で、自分で勉強する時間や労力と比較して、明らかに外注した方が良い場合は、まず迷わず頼みます。また勉強して取得したとして、その後にそのスキルを展開できる機会が少なそうな場合も、時間の無駄なのでアウトソーシングします。


②継続可能

費用面、物理的距離など、アウトソーシングを頼む先方と今後も付き合っていけそうなラインかどうかも重要ですよね。一回きりの注文だと、何だかんだ時間的コスパが低いですから、先のことも考えつつお願いしています。


③流されていないか

そもそも、その仕事って自分の活動に本当に必要なのか考えます。省けるものなら省く。固定観念や、流行り、見栄のために何かしようとしていないか。本当にやらなければいけないことなのか。


個人的な例で話すと、私は現在、自分の作家としての活動範囲で洋服を作っているのですが、縫製を外注しています。自分で作るよりクオリティーが高いですし、今から縫製を勉強しても、その後の展開の可能性が少ないので。細かな指示や修正が必要な時もあり、足を運べる距離のテーラーさんにお願いしています。洋服というアウトプットが、自身の制作スタイルにマッチするので、メインの作品&ノベルティーの洋服ではなく、同等の作品として並べて展示しています。

逆に、作品撮影に関しては、以前はプロの方にお願いしていましたが、現在は自分で行なっています。クオリティーはプロの方が高いですが、私にカメラを勉強したい欲があり、時間がかかってでも自分で出来るようになりたいと思っているからです。カメラや撮影機材などを揃え、言わば自分に投資しています。また、好きなタイミングで撮影できるので、作品数や展示会の多いスタイルの私には、こちらの方が動きやすくて何かと楽です。カメラ自体、長年ずっと憧れていたので、人生の楽しみの一つとしても捉えています。


以上、アウトソーシングする時の3か条でした。自分がやるべき事、やりたい事に集中して、それ以外のことにはなるべく労力をかけないスタイルを作れたら良いなと思っています。

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