ロールモデルのいない道に進む

思想
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日本と東南アジアを拠点に芸術家としての活動をしておりますが、私にはロールモデルとなるような人がいません。誰かのようになりたいという願望はなく、やりたいこと思ったことを、何とか工夫してやってきました。それは、レールの敷かれた人生どころではなく、海の中を泳いで進んでいるような感覚です。

活動を続けていく上で、実に様々な問題に直面しますが、その度に1つひとつ解決したり、とりあえず横に置いておいたりしています。ロールモデルはいませんが、youtubeでビジネスに関する動画やabemaニュースを聞き流したり、歴史上の偉人の失敗談などはよく学んでいます。

上を目指そうとすると、いつの間にか、ある枠の中で競い合わされていたりしますよね。美大生時代や卒業直後はそれに気づかず、誰かが作った仕組みの中で一喜一憂していました。今振り返ると、思想や選択肢を自分自身で窮屈にしていたと思います。

最近は、何かしらのコミュニティーに入る際、全く違う立場から関れるようにしています。立場や仕事内容、思想などが似ている集団の中に入り込み過ぎたり、無駄に上下関係を持たされないように。

その点、海外での活動の幅を広げることは、既存の枠に入らないための最も手っ取り早い方法の1つだとも言えますよね。自分の存在自体が、ある種スタンダードでは無くなるので。

本当にやっていて楽しいこと、人生を通して取り組みたいことに集中できるように、変な固定観念や嫉妬、プライド、世間体から出来るだけ解放された状態で生きていきたいものです。

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