先日、個展を開催したのですが、はじめてDMを制作しませんでした
DMに載せる情報以上のことを、オンラインで簡単に取得できるのに、わざわざ紙で作る必要があるのだろうか?と以前から感じていたからです
自分があまり物を持たない生活を送っているので、DMやパンフレット等を集めて保存するタイプでもなく、自分が欲しいと思わないDMを、作ったってしょうがないよなぁ、とも思ってました
で、DMを作らないまま個展を開催したわけですが、今だからこそこう思います
DM必要だわ!笑
ってことで、DMを作らず個展を開催したわたしが直面した、困ったことを3つ記述します
・第3者が拡散しづらい
個展開催にご協力いただいた方や、興味を持ってくれた友人が、個展の情報を拡散したいって言ってくれた時に、DMが効果を発することに気づきました
紙媒体のDMがあれば、適当にばら撒いてくれたり、パシャっと撮って、それをSNSに投稿してもらえるんですが、DMが無い場合、個展の期間や場所、内容などを、逐一説明させるという手間をかけさせてしまいます
せっかく宣伝してくれるという方に、面倒をかけてしまうんです
それは出来れば避けたかった
ネットで全部情報が出てくるから大丈夫と思ってたけど、第3者の方が周りの方に説明してくれる時、DMって楽だし、適してるんだなと思いました
・「宣伝素材をください」に対応しづらい
例えば展示するギャラリーの方から、ギャラリーのサイトで事前に宣伝するので素材をください、なんて言われた時、やはりDMのデータがあったら一発なわけです
地元の新聞等で、急遽プレスリリースしてくれるってなった場合なども同じく
わたしは、今回DMのデータが無かったので、作品画像や制作の様子がわかるデータを提出したのですが、やはり1画面で全ての情報伝わるDMが強いよなぁと
こんな時代に紙媒体はいらないだろうと思ってたけど、そうじゃなくて、もとのデータが各所で必要になってくるんだなと痛感しました
・諸所の申請で使えない
個展のDMというのは、個展が終了したらお役御免というわけではなく、その後も度々使う場面が出てきます
例えば公募に応募する際に提出したりとか
補助金など、公的な機関への申請は、特にちゃんと証明できる書類が必要になってくるので、個展の情報が全て入ったDMと、そのDMが個展会場に置かれている状況写真などがあると強いですよね
とまぁ色々あり、個展でDMを作る必要は大いにあるということが分かりました
オンラインが強い時代でも、紙媒体のDMは各所で便利に使えるし、紙もさることながら、データそのものが各所で必要になってきます
何事も経験!
一個一個学んでいきます