メンタリストDaiGoさんの著書『後悔しない超選択術』を読みました
DaiGoさんの著書は度々読んでますが、この本も例に漏れず、ハッとさせられる思考方を理解しやすい言葉で書いてくれてます
項目ごとに短的にまとめてありますが、今回はその中でも、すこしずつ自分に取り入れていけそうな3つの選択術をご紹介します
“p45 意思決定の前に1年後、10年後の結果を想像してみるなど、日頃から長期的な視点で自分と自分を取り巻く状況について考えるクセをつけていきましょう。“
合理的スタイルの選択をするための複数の習慣の中の1つに、上記をあげてます
これができると、ものごとを選択する際、基準がクリアになりそうですね
切羽詰まってる時は、つい目の前の利益に飛びついてしまったり、短期的な劇場に駆られたまま咄嗟の判断をしてしまいがち
そんな時でも、一旦引いて、長期的な観点から自分が幸せになりそうな選択ができるよう、普段の小さな選択から意識していきたいものです
“p216 「感情の粒度」を上げ、感情知性を高めるためには、外国語を学ぶという方法もあります。”
ここで言う「感情の粒度」とは、自分の感情をどこまで詳しく説明できるか、ということを指しています
自分の感情をより正確にカテゴライズできると、その場で適切な対処ができるため、後悔のない選択を取ることが出来るとのこと
その感情の粒度を高めるためには、外国語を学ぶことが有効的だといいます
外国語には、日本語にない感情表現の言葉がたくさんあるので、それを学ぶことにより、新たな感情を言語化できます
そうすることで、感情の粒度があがり、より自分をコントロールしやすくなる、という見解です
これについては、英語学習を日常に取り入れてるDaiGoさんの実体験がしっかり含まれてそうなので、説得力が増しますね
英語学習のメリットを、選択術と掛け合わせた、目から鱗の内容でした
“p220 1日のうちに行った選択の中で、自分が本当に幸せを感じた選択はどれだったのかを記憶しつづける”
これは、ロンドンの経済学者ポール・ドーランが提唱した「1日再構成法」という方法で、幸せな選択をするための研究をまとめたものです
自分にとって価値のある選択が何だったのかと見返すことで、後悔しない選択をするトレーニングになります
記録のポイントは「快楽」と「やりがい」を分けて評価すること
とても簡単なので、隙間時間に実行できそうなのも良い点
無理なく続けられる上、答えがシンプルなので、効果がありそうですね
この作業を2ヶ月ほど続けると、選択の精度があがり、幸せを感じるために、何に注意を払うべきかが見えてくるのだそう
わたしがこの本を読んだのは最近のことですが、その日から1日再構成法を意識してます
ふだん何気なく過ごしている時間に、「あ、今幸せな時間かも」と気づくことも多く、おすすめの習慣です
以上、3つの項目をご紹介しましたが、このような感じで、心理学的な「後悔しない選択術」が多数掲載されてます
1つの項目が端的で、分かりやすいのが良いですね
人生は選択の連続と言われてますが、日々幸せに生きるための選択術を磨くため、非常に役立ちそうな1冊かと!
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