とある出版社から書籍発行の提案を頂いてから約1ヶ月が経ちます(その時書いた記事はこちら→ 芸術家の書籍発行について)
その後、書籍の流通について自分で調べたり、本の出版の仕組みを理解するにつれ、やはり紙の本の出版は費用対効果が薄そうだな、という結論に至りました
どうしてそう思い至ったのか、前回の記事に引き続き書き残しておこうと思います
身もふたも無いですが、わたし自身あまり紙の本を買いません
欲しい本があったら、まず本屋さんでパラパラと確認して、最終的には電子書籍で買うパターンが多いです
電子で本が読めるようになった今、紙の本が売れなくなるのは時代の流れなので、こればっかりはしょうがない
レコードが、CD、スマホに移り変わったように、紙の本も電子書籍に移り変わる真っ只中にいるのだと体感してます
出版について調べれば調べるほど、紙の本を出すことは、時代に逆行する行為とさえ考えるようになってきました、笑
既に知名度があり、本を出せば売れる、もしくはビジネス書等なら、まだまだ紙の本で出す価値はあるかもしれませんが、芸術家の自伝などは電子で良いのでは
2つ目は、日本の書籍独特の流通様式が全く賛同できないところ
大手の既得権益が絡んでいるとはいえ、流石に謎の中継手数料が多いように感じます
ここに労力と資金を突っ込むことが億劫で、やはりシンプルに電子書籍発行してAmazonで売るのが良くないか、、、と思ってしまうのです
Amazonnの手数料も高いけど、書店流通の手数料に比べると、全然マシ
なぜ書籍だけこんなことになっているのだろう
やはり電子書籍の方向で行こうかな、と固まってきたところに、ちょうどこんな動画を発見してしまいました
中田敦彦のYoutube大学で、9月9日に発信された動画です
タイムリーすぎる、、、
この動画を超簡素に一言でまとめると、このままだと本屋さんは無くなってしまうという内容です
この10年でスマホが変えたものは計り知れないですね
書籍出版を考えてる方は、ぜひこの動画も見てみてください
前回の記事(芸術家の書籍発行について)でも書きましたが、紙の書籍を出版することのプロモーション効果は大きいです
その効果と支払う費用のバランスがしっかり取れているのならば、芸術家としてのキャリア形成にもなるので、紙の書籍出版は大いにアリ
しかし、わたしのように出版社のススメで自費出版も視野に入れ出した方は、そこのバランスを冷静に見極めたいところですね
将来的に、紙の書籍から電子書籍に移行することは、ほぼ決定事項
紙は紙で残るとしても、それは今のようにメジャーなものでは無く、いわゆる現代のレコードのような価値になる気がします
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