『芸術家って変人多いよね。』
って言ってくる人に言いたい。
『芸術家が変人であることは強みでしかない!』
芸術家として生きていくための戦略を考えていると、むしろ変人じゃないと苦労するのでは?なんて思います。
今回は、なぜ、芸術家が変人であると良いのか、ビジネス書やDaiGoさんの動画を交えて説明します。
一見して変、の強み。
自分が良いと思うモノや生き方が、はたから見れば変に見えることがあります。もし、会社員として働いている、もしくはバイトをしている場合、変な部分は、常識的に良しとされる方向に変えていきますよね。
上司にOKを出される合理的な働き方をしますし、企画書を提出する場合は、まともな案を出します。
しかし、芸術家のアウトプットは、他人からは変に見られることも、非合理的なこととは思っておらず、むしろそれがいたって普通のことだと思っているケースがあります。
当の本人の中では、なるべくしてそうなっているし、合理的な行動なので、変える必要性を感じないのです。
これは、その人の世界観をつくる大事な部分です。
常識的で誰もが良いと思うことって、つまり誰でもできるし真似できることなので、遅かれ早かれ競争(レッドオーシャン)になります。
真似できなくもないけど、真似したくない、しかしある人にとっては全く苦にならないし、なるべくしてなるもの。
そう考えると、“変”と言われる部分って、個人が活躍しやすいこの時代で強みでしかないと思うのです。
特に芸術家においては、みんなに受け入れてもらえるような常識的な作品より、その人の世界観がより出ている唯一無二の作品の方が価値が高いと思います。合理的な作品なら職人がつくった方が良いです。
(最近読んだ本で、楠木 建さんが執筆された『ストーリーとしての競争戦略』は、上記にも関わってくる競争優位の論理が書かれています。ブランディングや差別化の経営を学びたい方におすすめです。)
生き方そのものがストーリーになる。
このブログでも何度も書きましたが、作品と作者はセット。
作品につくファンも、作者につくファンも、どちらも伸ばしていくことが大切です。
人と違う世界観で生きている人(常識的ではない変な人)がものを作っているから、出てくる作品にも面白みが生まれます。
完成されたものを作ってたら、職人に勝てっこないですし。
人と違うことをすれば、もちろん失敗することも多いのですが、その失敗すらどんどん発信していけば良いですし、それが価値になりえると思っています。
DaiGoさんが YouTube にあげている動画で、この話に関する、芸術家の皆さんにおおいに励みになる動画を見つけたので、是非見てみてください。
自分の価値観や世界観に合っている行動が、まわりから“変”と言われたら、チャンスだと思ってます。
個人でブルーオーシャンに出るために、変人であることは強みです。
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