今回は芸術家の皆さんに是非チェックしていただきたい、経費で落とせるもの一覧です。では早速!
① 材料や道具
基本中の基本ですが、制作に使用する材料や道具は経費で落とせます。絵を描く方でしたら絵の具や紙、筆やブラシ、キャンバス、額縁、作業机や椅子など、色々ありますね。
② アトリエのレンタル費用、自宅制作なら家事按分
シェアスペースなどでアトリエを借りている方は、もちろんそちらの費用が経費で落とせます。意外と見落としがちなのが自宅で制作している方の家賃や水光熱費の家事按分。こちらも結構な額の経費になります。
③ 展示会の場所代や販売手数料
領収書の受け取りをお忘れなく!
④ 旅費交通費
出張展示や、作品の納品のための移動費。Suicaなどの電子マネーは履歴を見れる期間が短いので、スクショしたりして小まめに記録しましょう。
⑤ 広告宣伝費
紙のDMやパンフレットなど、まだまだ根強い人気がありますよね。インスタグラムの広告費用などやウェブサイト制作費用、サーバー維持費など、オンライン関連の経費仕分けもお忘れなく。
⑥ 講習会&図書費
勉強や技術向上のために講習会に参加したり、資料の購入や、展覧会の拝観費用なども経費で落ちます。
⑦ 損害保険料
作品にかけた保険など。
⑧ 輸送費
大型作品の郵送や、美術に特化した配送サービスの利用など、結構馬鹿にならないのが輸送費です。ゆうパックなど、集荷が現金のみのサービスもありオンラインに記録が残らないので、小まめに記帳しておきましょう。
これらの経費は、確定申告の際に申告書に記載することで経費と認められます。領収書や請求書、明細書などは普段から整理しておきましょう。これから確定申告される方は頑張ってくださいね!