作品だけで食べていくのが本当に理想的だろうか?『ブログ飯』①

思想
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『ブログ飯』を読んだのでご紹介します

 

 

Google AdSense の成功事例としても取り上げられたこともある、プロブロガー染谷昌利さんの著書です

 

ブログで生活する、ということが一体どういうことなのか、著者の経験を踏まえ体系的に説明されてます

そのノウハウもさることながら、『続けることの大切さ』を説き、読み手のモチベーションを上げてくれるような内容です

 

印象的な文をいくつかピックアップして、それに対する1アーティストとしての考えを書いていこうと思います

ちょっと長いので2つに分けました!

では早速!

 

認めてくれる人がいるというのは、それだけで心に大きな余裕ができるものなのです
 
 
 
一般の人から見て、アーティストの表現へかける情熱って、多分理解されにくいですよね
自分の内面をアウトプットすることにゴーイングマイウェイなのが芸術家というものです
 
そんなアーティストの承認欲求は、人一倍強いものかと
 
好きなように作ったくせに、この作品は良い出来だ、と誰かに認めてもらいたいと思うなんて、すごい我儘だよなと自分でも思います
しかも、芸術というのは需要より供給の方がよっぽど多い
 
将来を考えて、とてつもない不安に襲われたこともありました
 
そんな時、身近な人からの励ましや、承認というものは、本当に支えになります
 
 
 
染谷さんは、本格的にブログで生きると決意し、それまで勤めていた会社を辞めました
 
しかし、家族がいるにも関わらず、最初の一年は殆ど収入を得られなかったそうです
会社員と変わらない労働時間を執筆に費やしても全然稼げず、だんだんと塞ぎ込むようになった染谷さんに対して、奥さんは会社員に戻るようにとは言いませんでした
染谷さんがブログで成功すると信じていたので、自身がパートタイムを始めて家計を助ける、というようなことも一切しなかったそうです
 
本格的に崖っぷちに立たされた染谷さんでしたが、それまでに培った知識が、うまく時代の流れに乗る瞬間があり、なんとか稼げるブログを作ることができたそうです
 
もし、あのドン底にいた時に奥さんからの信頼が無かったなら、きっとダメだった、と染谷さんは語ってます

 
 
このエピソードは、身近な人の信頼が、いかに大切かを教えてくれます
結局、自分自身を信頼しないことには何も成し遂げられず、自分自身を信じるためには、身近な人からの信頼が大きく働きます
 
アーティストが表現を続けられるかどうかは、これらのことも、きっと影響してるのだと思います
 
 
 
差異に興味を抱く
 
 
読まれるブログというのは、尖ってるものが多いといいます
 
人は、自分と違うものに惹かれますし、もしかしたら嫌悪するかもしれません
 
しかし、嫌悪もまた、人の気を引くことと同義です
 
 
アートなんて、その最もたる物の1つでは無いでしょうか
芸術家の生み出すものは、意味わからん物も多いです
意味わからん物の方が、高い価値がついたりする、モノサシのおかしな世界です
 
でも、そのあまりの差異に惹かれてしまうのです
 
 
会社に入ると、みんな同じような慣習に習って、同じように行動することが良しとされるので、度々個性というものの価値が低く感じる時がありますね
 
しかし『人と違う』ということは、個で生きていくにあたって、価値以外の何物でもないと思っています
 
 
 
 
 

 

 

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